猫の免疫力をアップする最大の秘訣は腸の健康にあった!
ツイートはじめまして!当サイトへご訪問ありがとうございます。このサイトは猫の健康、中でも腸の健康を中心に情報を発信しています。
猫と暮らしている人だけでなく、これから家族に迎えたいと思っている人にも、少しでも役に立つお話ができればいいな、と思っています。
まずは自己紹介です。猫と暮らすようになったきっかけは、道端で小さな子猫と出会ったことでした。500gの男の子で、母猫とはぐれ飢餓状態でかなり弱っていました。おまけに先天的に目に疾患を持っていました。
その子は1才の誕生日を迎える前に天国に逝ってしまいましたが、私に「ねこと暮らす楽しさと癒し」を残してくれました。
それから25年以上が経ちますが、「天寿をまっとうしたね」という子、「なんでこんなに早く逝ってしまったの!」という子・・・ペットロスにも何度もなりましたが、それでも現在も3匹の愛猫と暮らしています。
飼い主の願いはみんな一緒、「いつまでも一緒にいたいね」であることは間違いないでしょう。長生きして、少しでも多くの時間を一緒に過ごしたいと心から願いますね。
病気になって愛猫の弱っていく姿を見るのは本当につらいです。生きるものすべて、いつかは命が尽きるときはやってきます。ただその終末は、シニア猫になってだんだん小さくなって・・・やがて眠るように逝ってほしいと思うのです。
病気になって、毎日薬を飲ませて補液をして、それでも食べなくなってきて強制給餌をしなければならなくなった愛猫に、「ごめんね、なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろう」「もっとちゃんと健康管理をしていれば病気にならなかったんじゃないか」と何度も思いました。
健康だと思っていた壮年期の愛猫に突然死されて、飼い主としての自分が情けなくて、後悔が一杯でどん底の精神状態になったこともあります。
もちろん猫に限らず生き物には個体差があります。人間でもそうです。同じように生きてきても早世することもあるしご長寿のこともあります。寿命と言ってしまえばそれまでです。
ただ、愛猫を看取るときに真っ先に「ありがとう」と言える飼い主でありたいと思います。ごめんね、ではなくありがとう。
そのために!楽しく暮らしている日々の中でできることを模索しています。正解はないのかもしれません。それをしていれば100%病気にならずに天寿をまっとうするなんてことはないのかもしれません。
でも、そのときできることを100%の愛情でやってみることは絶対ムダにはならないと確信しています。
今一緒にいる愛猫3匹はひょんなことから我が家に来た子ばかりです。2匹はお外育ちの元保護猫です。
治療や看護困難な家庭内半野良状態のオバチャン猫と、喘息・蓄膿症・アレルギー持ちの噛み猫、大ハッスル中の若猫です。さらに、預かり猫もいて健康管理に日々悩まされています。
そんな中で得た情報や実際に経験したことなどがあなたとあなたの愛猫ちゃんたちの役に立てれば嬉しいです。
腸の健全化が免疫力アップに欠かせないと実感
私たち人間も「腸活」が注目されているように、猫も健やかな毎日を送るために腸の健全化はとってもたいせつです。人間の話になりますが、夫と娘がアトピー性皮膚炎です。今まで何度か酷く発症してたいへんなこともありました。
幼少期からアトピーで悩まされてきた夫はステロイドなどの対症療法では埒があかない!と腸の健全化に主軸を置いて生活改善したところ、少し時間はかかりましたがアトピー性の湿疹がすーっと消えました。
その後も大きなストレスがかかったり、生活環境が乱れたりするとアトピーが再燃することもありますが、やっぱり腸内環境を整えることが症状改善に効果があることを実感しているので治療もしやすいのです。
我が愛猫もアレルギー持ちです。一年中涙目でくしゃみ鼻水が出ていて免疫力も弱くすぐに体調を崩します。
その都度薬で症状を抑えても根本解決にはなりませんし、長年ステロイドや抗生物質を使い続けるリスクもかなり心配です。
腸内環境の良し悪しを見極めるにはやっぱりウンチ!
猫は便秘になりやすい動物と言われていますね。それに、実感として下痢もしやすい!はっきり言って腸内環境をいい状態で保つのはなかなか難しい生き物だと思うのです。
猫は自分で体調が悪いことを伝えてくれません。ウンチが出にくいとかお腹が痛いとか。飼い主であるあなたが気をつけてあげないと、便秘が原因で病気になってしまうこともあります。
巨大結腸症という病気をご存知ですか?飼い主が急逝したために我が家に来た猫さんがこの病気でした。巨大結腸症は重症便秘のことですが、彼は特に酷い状態でした。
腸壁が伸びきってボロボロ状態。栄養も満足に吸収できていないだろうと診断されました。ガリガリに痩せて毛もパサパサでした。腸内環境がここまで悪化すると免疫力もがた落ちです。
結局、この子の場合基礎疾患があったので肺炎で亡くなりました。ただ、栄養を十分吸収できて体力がついていれば、こんなに早く逝くことはなかったのに・・・と思います。
飼い主として愛猫にできることを考えよう
私は獣医ではありません。病気の診断や治療はできません。でも、愛猫のことを一番よくわかっているのは飼い主です。ごきげんな様子、ちょっと変だな・・・という異変に気づくのも飼い主です。
体調の変化に関して、便秘や下痢など排便の様子はわかりやすい健康のバロメーターです。腸の健全化は免疫力の強化につながります。一緒に愛猫の腸活をしましょ♪