穀物不使用キャットフードカナガンとシンプリー比較

ネットで注目のカナガンとシンプリーはおすすめのキャットフードなのか?

グレインフリーのキャットフードに注目が集まる中、ネットでは「カナガン」「シンプリー」に対する口コミや評価が話題になっています。

 

実はカナガンは2016年から1年弱愛猫が食べていました。その子が亡くなったので解約し、それ以来購入していませんが、現在の愛猫のためにも、さらにはグレインフリーのフードとして考察しないわけにはいきません。

 

あわせてシンプリーについても紹介します。おもしろい事実が見えてきますよ。

 

 

 

カナガンとシンプリーがアマゾン評価の酷評の内容は?

 

カナガンについては、もともと吟味して購入した経験があるので、もう一度公式サイトを見て変更がないか確認するだけで判断するつもりでした。

 

でも、最近ネットでシンプリーやモグニャンの広告が目立つなぁ、と感じていたので、いろいろ調べてみました。アマゾンの評価がひどいと書いているサイトが多かったので確認したら・・・あら、ひどい!

 

私が購入したときは、大絶賛しているサイトもあって違和感はあったものの、ここまでの悪評は少なかったと思うのですが。いくつか紹介しておきます。

 

 

 

何を食べても大丈夫なうちの猫ちゃんが初めて下痢!!!この商品に変えた瞬間!!

Amazonではなく、カナガンの公式サイトで買いましたが、ほかの方たちが騙されないようにここにもレビュー書きます!それぐらい最悪でした・・・。

 

 

 

評判が良かったので利用してきました。愛猫にはずっとオーガニックのフードをあげていました。このフードも安全と思いこんでしまって失敗しました。

ぜんそくの症状が出て悪化しているため、気になって質問しましたところ、「現在当店で販売しているフードはどれも無添加ですがオーガニックではございません。なるべく低農薬のヒューマングレードの原材料を使用しております。」との返事でした。届いて1週間以内の返品どころか、返品に応じてくれません。電話の時間も短すぎる設定で、土日休み。何だかおかしな会社に思えました。他のサイトで事実を書いてる所を読んでみましたが悪質なのですね。


 

 

ニャンコに不必要なものは使ってないとのことで 食いつきも良いとのことだったので期待して買ってみたのですが うちのコは全く食べずちびっと匂いを嗅いだだけで終わりました

 

 

カナガンをネットで検索して出てくるのは報酬が目的のサイトばかりです。彼らは割の良い成果報酬のためにあの手この手で購入を促してきます。.....(中略).....当方直販サイトから購入してしまいましたが、我が家の愛猫は体調を崩し嘔吐してしまいました。...調べれば調べるほどにレティシアンという会社が胡散臭すぎます。

私は全く信用できないので今後もこの会社が扱う商品を購入する事はありません。

 

シンプリーはリニューアルしてまだ日も浅いので、カナガンほどレビュー数はないけれど、低評価の内容はほぼ同じでした。カナガン、シンプリーと両方にコメントしている人もいて、総合評価はシンプリーの方が低くなっています。

 

カナガンの辛口評価はだいたい3パターン

 

カナガン、シンプリーともに低評価の内容はこれら3つに大別されます。

  • 嘔吐・下痢など体調を崩した
  • 食べない
  • ネットの誇大広告にだまされた

どちらのフードも決して安いものではないので、期待も大きいと思います。それで猫ちゃんが体調を崩したりしたらショックですよね。同じ猫好きとして、1日も早い回復を願います。

 

フードを切り替えるときは慎重になります。一気に変えると、お腹を壊す子は多いですから。7日~10日くらいかけて徐々に割合を増やしていきます。

 

ただ、やはり体質に合わないフードもあります。私も牛乳を飲むと・・・。

 

食いつきに関しては、100%の猫ちゃんが食べたなんていうのは誇大広告です。猫にも好みがありますから。チキンより魚系が好きな子だって当然います。うちの愛猫もどちらかというと魚派です。

 

ただ、最初に口をつけなかったからといいって、あきらめるのはちょっと早いです。フードが変わると、とりあえず様子見をする子もいます。そのうちポリポリ食べ始めるかもしれませんよ。

 

好ききらいする猫

 

ネットでの煽りとも言える絶賛サイトが多いのは事実です。ステマなんて言われていますね。アフィリ報酬が高いのも本当です。このサイトもアフィリエイト広告を利用しています。

 

ポチッとしてご購入いただいたら、私に報酬が入ります。よろしくお願いします・・・嘘です。キャットフードはじっくり吟味してお選びください。

 

戦略が原因?カナガンとシンプリーは同じ販売会社

 

日本では、カナガンとシンプリーはどちらも同じレティシアンという会社が販売しています。ついでにいうと、ジャガー、モグニャンも同じです。ドッグフードも含めると、多種類のフードが同じ販売形態なのです。

 

この会社に対しての不信感のようなものが、ネットではずいぶん書き込まれているわけです。まず、レティシアンの公式ホームページが見当たらない!?

 

いえいえ、ちゃんと情報は開示されています。こちらです。

 

レティシアン
どこにあるかというと・・・。

 

「カナガン」「シンプリー」販売のレティシアンは貿易会社

 

レティシアンの社長は他の事業も手掛けています。チーズやワインの輸入会社「オーダーチーズ」です。ネットで販売しているドッグフード、キャットフード部門をレティシアンとしているようです。

 

ホームページはこちらです。
ORDER CHEESE

 

ペットフードの輸入販売は2011年から開始されています。業務形態としては、株式会社レティシアンはオーダーチーズ100%出資の子会社になってます。

 

2018年現在で、取り扱い商品は

  • アランズナチュラルドッグフード
  • カナガン
  • ネルソンズドッグフード
  • ピッコロ
  • モグワン
  • カナガンキャットフード
  • シンプリーキャットフード
  • モグニャン
  • ジャガー

 

これらをまとめてレティシアンの公式ホームページで紹介すれば、これほどまでに悪い評判にはならなかったんじゃないかと思うのですが、ね。

 

まぁ、とにかくネットでいろいろ言われているほど怪しい会社ではなさそうです。

 

キャットフードとしてのカナガンとシンプリーの質は?

 

一番気になるのはフードの質です。嘔吐した!下痢した!などという書き込みを見ると心配になります。ただ、カナガンはうちの猫たちに与えていたけどそんなことはなかったです。

 

カナガンキャットフードの原材料と保証成分

カナガンキャットーフード

原材料

乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂4.2%、乾燥全卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

保証成分値

粗タンパク質37.00% 脂質20.00% 粗繊維1.50% 粗灰分8.50% 水分7.00% オメガ6脂肪酸2.99% オメガ3脂肪酸0.82% リン1.40% マグネシウム0.09% ナトリウム 0.80% カルシウム1.58% カリウム0.70%
エネルギー(100gあたり)約390kcal

 

炭水化物の割合も計算してみました。

 

炭水化物(糖質):100-37.0-20-1.5-8.5-7=26(%)

 

 

シンプリーキャットフードの原材料と保証成分

シンプリーキャットフード

【原材料】
骨抜き生サーモン(31%)、サツマイモ、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、ジャガイモ、サーモンオイル(8.1%)、乾燥白身魚(6.5%)、生マス(4.65%)、サーモンスープ(2.3%)、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸第一鉄水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、アルファルファ、クランベリー、タウリン、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

【保証成分】

粗タンパク質37.00%、脂質20.00%、粗繊維1.50%、粗灰分9.50%、水分7.00%、オメガ6脂肪酸1.33%、オメガ3脂肪酸3.89%、カルシウム1.89%、リン1.32%、カリウム0.60%、マグネシウム0.13%、ナトリウム0.80%、
エネルギー(100gあたり)約380kcal

 

炭水化物(糖質):100-37.0-20-1.5-9.5-7=25(%)

 

主原料以外はカナガンとほぼ変わりません。エネルギー量とミネラルの比率が若干異なる程度です。

 

 

グレインフリーと高タンパク低炭水化物は高ポイント

 

カナガン、シンプリーは原材料に米や麦、とうもろこしなどのイネ科の穀物は使っていません。また、広い意味での穀物にあたる豆類も不使用です。これは評価してよいと思います。

 

アルファルファとコロハはマメ科ですが、タンパク質補充のために配合しているわけではないのは一目瞭然です。ちなみにコロハとは、別名フェヌグリーク。マメ科の1年草です。カレーによく使われるスパイスで、チャツネの主原料です。

 

カナガン、シンプリーが向かない猫もいる

 

どんなフードでも、すべての猫に適したものはありません。年齢、体調、体質によってフードは分けるのが自然です。原材料や成分などから、控えた方がよいと思う場合と気になる点をいくつか。

  • 高タンパク食が負担になる場合(腎臓病、シニアなど)
  • カロリーが高い
  • つぶが大きい

カナガンは子猫からシニアまで全ライフステージと言っていますが、粒が大きいので子猫にはちょっと・・・と感じました。がっついて食べる子にもきついかな。

 

100g中のカロリーは若干高めなので、肥満の猫さんは給餌量に注意しないと食べ過ぎてしまうかも。他のグレインフリーなど高タンパク食は給餌量が少なめに設定されています。腹持ちが良いから、猫自身も少量で満足するといわれますが・・・猫さんしだいではないかなぁ?

 

 

シンプリーはカナガンのお魚版!グレインフリーでお得に?

 

ここで、シンプリーのリニューアルについて紹介しておきます。

 

2016年9月にシンプリーがリニューアルしてグレインフリーになりました!

 

と宣伝していますね。これ、日本でのおはなしです。本国イギリスと日本で販売されているシンプリーは別物です。シンプリーはイギリスのキャットフードですが、その原材料はというと・・・

 

【イギリスで販売されているシンプリーアダルトサーモン原材料】

 乾燥サーモン(29%以上)、サーモン(29%以上)、(24%以上)、コーングルテン、サーモンオイル、ヒマワリ油、オート麦、ミネラル、グレイビー、乾燥全卵、全粒亜麻、タウリン(0.23%)、メチオニン、マンナンオリゴ糖(0.05%以上)、フラクトオリゴ等(0.05%以上)、クランベリー、グルコサミン(170㎎/㎏)、MSM(170㎎/㎏)、コンドロイチン硫酸(120㎎/㎏)

 

米・コーングルテン・オート麦など穀物が使われています。リニューアル直後に日本で購入した方の中には、原材料が以前のままのパッケージで送られてきたそうです。

 

実は本国でのカナガンは種類も「チキン」「サーモン」「ダック」そしてシニア用もあります。ドライフード以外にもパウチや猫缶、子ねこ用パウチ、シニア用パウチなど、ランナップも豊富です。今は日本でも缶タイプが販売されています。

 

今回リニューアルされたシンプリーは、カナガンのサーモンと同じレシピなのです

 

えっ!?なんだかだまされたようで不信感が沸きますか?でも、実は良いこともあるのです。それは価格です。

 

イギリスでは、シンプリーよりカナガンサーモンの方がお値段が高いのです。

  • シンプリーアダルトサーモン・・・£14.49
  • カナガン平飼いチキン・・・£15.99
  • カナガンスコットランドサーモン・・・£16.99

(1.5㎏/袋 2018年11月現在)

 

なんだか狐につままれたような気もしますが、リニューアルで質が落ちたわけではなく、むしろありがたい変更と言えませんか?

 

カナガンとシンプリーを選ぶとしたら?の疑問

 

ここまで読んでくださった方はお察しかと思いますが、カナガンとシンプリーのどちらを選べばよいか?という質問には、主原料の好みで決めてよいのです。

 

お肉が好きな子にはカナガン
お魚が好きな子にはシンプリー

これだけです。細かい違いは保証成分の割合くらいです。

 

カナガンとシンプリーの保証成分の違い

 

ではここでふたつのキャットフードの保証成分を紹介します。

 

カナガン シンプリー
ω6脂肪酸 2.99(%) 1.33(%)
ω3脂肪酸 0.82(%) 3.89(%)
カルシウム 1.58(%) 1.89(%)
リン 1.4(%) 1.32(%)
カリウム 0.70(%) 0.60(%)
マグネシウム 0.09(%) 0.13(%)
ナトリウム 0.80(%) 0.80(%)
エネルギー量(100g中) 約390kcal 約380kcal

 

原材料の違いからだと思いますが、ω3脂肪酸の割合がシンプリーは多いです。また、マグネシウムが多いという意見もありますが、尿路結石の予防には、カルシウム:リン:マグネシウムの適正比率は、1:0.8:0.08が望ましいといわれます。この数字を見る限り、特別多いというわけでもないです。

 

 

「カナガン」「シンプリー」まとめ

 

カナガンとシンプリーについてこうして調べてみると、モヤッとした疑問がいくつか晴れてきます。販売方法というか戦略というか、そういうことが少し日本人の感覚と合わないのかもしれませんね。販売元は製造者ではなく貿易会社であると明記すれば良いのに、と思います。

 

まぁ、とにかくレティシアンという会社はネットで酷評されるほど胡散臭い会社ではないです。

 

その上で、グレインフリーのキャットフードとしてどうなのか?ということに関しては、特に問題ないといえます。高タンパク低炭水化物はその通りですし、保存料はミックストコフェロール(ビタミンE)使用で人工添加物は不使用です。

 

今はグレインフリーのキャットフードも手に入りやすくなっています。穀物不使用でも、動物性タンパク質オンリーのもの、豆類を使っているもの、芋類をつかっているものなど違いもあります。値段も違います!

 

その中で、カナガンとシンプリーは極上とは言わないまでも、低評価を受けるようなフードではないでしょう。わが家でもフードローテーションの1種類として上位候補のフードであることは間違いないです。

 

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